アートのススメ(ヨーガとアートの親和性)
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アートのススメ(ヨーガとアートの親和性)

皆さん、こんにちは!
ヨーガスタジオココカラの崇皓(たかひろ)です!

突然ですが、『アート』と言われて、どんなことを想像しますか?

美術館で見るもの?
ちょっと高尚な感じがしてハードルが高い?
見ても良くわからないもの?

そう言ったイメージがあって、なかなか取っつきにくく感じますよね。

ですが、実はアートって身近であり、そして、『アートな視点』や『アートな思考』を手に入れると、私の能力がどんどん成長していきますし、新たな可能性が開け、毎日がより充実していきます。

そして、ヨーガととても親和性があるのです!

今回はそんなアートについて記していきます。

ちなみに、今回のブログを何故1ヨーギーである崇皓が書いているかというと、それは写真家としても活動しているからです。
ヨーギーとして鍛錬しつつ、写真家としてアート活動もしている私だからこそ伝えられることもあるかと思いますので、それを書いていこうと思います。

それでは、最後までお付き合いよろしくお願いします!

アートって何?

アートの言語的意味

そもそもアートって何なんでしょう?

基本的には『表現活動』を指しますが、場合によっては、表現者と鑑賞者との間での相互作用によって生み出される精神的な価値などを指したりもします。

ということは、クリエイトする側だけでなく、鑑賞する側があってこそ成り立つもの、とも言えるわけです。
ですので、「私は何もアートっぽい活動とか、趣味とかないですよ」という方も、全然問題ありません。
今回のブログで『ポイント』さえ掴んでいただけたら、ただ『見る』から、相互作用としての『アート』へと変わっていきます。

フランスの定める『8つの芸術』

ちなみに、『アートの国』と言われると、どこを思い浮かべますか?
現代的なアートであれば、NYを中心とする『アメリカ』を思い浮かべる方も多いかと思います。
ですが、古くからアートと共にある、とすると、ヨーロッパ、特に『フランス』を思い浮かべますよね?
そのフランスの『ルーヴル美術館』は、世界で1番有名な美術館かもしれません。
アートに興味ない人でも、ルーヴル美術館の名前は知っていることでしょう。

そんなフランスでは、アートとは8つに定義されています。
それは、「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」です。

ちなみに、ルーヴル美術館主催で、「漫画」という表現方法でルーヴルの魅力を広めよう、という、9番目の芸術としての漫画、『ルーヴルNO.9』という企画もありました。
そこで日本を代表し、当時日本の漫画家としては初めてルーヴル美術館に絵が飾られたのが、ジョジョの奇妙な冒険の作者、荒木飛呂彦先生です。

NHKでドラマ化された、ジョジョの奇妙な冒険のスピンオフ漫画「岸辺露伴は動かない」(主演:高橋一生)は、年末の風物詩となりましたね。

2023年5月に上映予定の、「岸辺露伴ルーヴルへ行く」は、まさに『ルーヴルNo.9』の際に荒木飛呂彦先生がオールカラーで書き下ろした作品です。

原作では、実際にルーヴル美術館の中を探索したり、ルーヴル美術館所蔵作品をモチーフにしたポーズをとっていたりしていましたので、原作を未読の方も映画をご覧になっていただけるとルーヴルの魅力に触れられるかもです。

岸辺露伴ルーブルに行く公式サイト

人にとって身近なもの

常に人と共にあるアート

前述のフランスの定める8つのアート、建築や彫刻、絵画、などと言われると、やはりアートって『敷居が高い』と思われるかもしれません。

ですが、全くそんな事はなく、むしろ、とても身近なものです。

それは、人類の歴史を紐解いてみてもわかります。

というのも、アートは、人類の歴史と共に常にそばにあります。

まだしっかりとした文明が築かれる前から(例えば日本で言う縄文時代など)、『壁画』や、『土器の装飾』、『狩猟道具の装飾』、『レリーフ』、『土偶(日本で言う埴輪など)』などが作られています。

これは、世界中どの場所でも起こっていますので、当然現代のように世界中での交流が出来ない以上、『人間としての本能がそうさせた』と考えるのが自然でしょう。

もう少し深く見てみますと。

宗教的儀式における『踊り(舞い)』や『歌』なども、時代を問わず世界中で行われています。
現代のような宗教ではなく、もっと原始の宗教、いわゆる『自然崇拝的なもの』『シャーマニズム』『アニミズム』でも、上記のような踊りや歌は必ずと言ってよいほど出てくるものです。

仮に中世へと時代を移しても、そもそも『絵画』と言うのは、宗教の考え方などを伝える『宗教絵画』という側面が強いものでしたし、歌も、『賛美歌』などがあります。

時代を問わず、『戦い(戦争)』に赴く前に、戦士を鼓舞するために『舞い』や『歌』が使われたのも、歴史から明らかになっています。

我を手放すというヨーガとの共通性

上に、宗教的儀式における『踊り』や『歌』と書きました。
日本で言えば、それは『神楽(かぐら)』であり、『祝詞(のりと)』です。
ヨーガでいえば、『マントラ(真言)』です。

これらは、神様の力を使用する=神様に降臨してもらう=神様をこの身に宿す、という意味合いでもあります。

ヨーガが文献的に確立した形で現れるころ、体系化のために大きなポイントとなった『バラモン教(原始宗教)』でも、バラモンの司祭というのはブラフマンというヨーガにおいての神(日本人の思う神様とは少し異なり、この世の原理原則、真理を神としたもの)の力を行使できる人、ブラーフマナ(=バラモン)というところからきています。

また、アイアンガーヨーガの創始者である『B.K.S.アイアンガー』も、「身体は寺院である。魂(神)を宿すために純粋で清澄でなければならない」と言っています。

そして、ヨーガで言うところの「神をこの身に宿す」というのは、『瞑想の境地(サマーディ)に至る』ということであり、『心(自我)の働きを止めて滅する』ということです。

そのために、歌や踊りが使われた、とすると、アートとは、『自我を手放し神との一体化の境地へと赴くためにある』とも言えるはずです。

もちろんアートというのは、『自己表現』です。

それなのに、『自己を手放す』とは、何か矛盾しているように感じますよね。

実はこれは矛盾していないのです。

集中して自己を観察し、自己を意識下に置き、最終的に制御下に置くという手順で自我を手放していきます。

知らないものは意識もできないし、当然制御もできませんので、手放すためには圧倒的に観察し『知らないと』いけません。

その上で、ヨーガでいうところの『執着』を起こしやすい、地位・名声・金銭・権力などから手放されることによって、私が行いたいもの=この世の望むものという、最終境地に向かっていくのです。

それを『瞑想』というのですが、アートとは、一種の瞑想だと思っています。

アートとは、『自己観察』であり『自己対話』であり、『自己制御』です。
そして、それはそのまま『瞑想=ヨーガ』です。

ヨーガには2極性という考え方があり、陰と陽、みたいなものですが、それは別のものではなく、あくまで『表裏』です。
ですので、陰が極まれば陽となりますし、逆もまた然り、です。

ということは、『己』が極まれば『全体』を理解できますし、『全体』を追求すると『己』に辿り着きます。

例えば、私という『己』が真に平和で幸せなるための覚悟が決まれば。真剣になれば。
当然「1人では生きていけないこと」を知れ、周りを大切にし始めます。
(日本でいう”情けは人のためならず”とは、まさにこのことですね)
本当の意味で『自分のために、他者や地球を考える』となりますので、利他的な行動に見返りを求めなくなります。
全体(地球や宇宙)を真剣に考えるわけです。

逆に、本気で『全体(世界)』のことを考えたら。
どうやったら戦争はなくなる?
みんな平和に暮らせる?
これを考えたら、必ず『世界中の”個人”が全て幸せに平和に満たされて暮らすことが出来たら争いは起きない』というところに行き着くはずです。
世界が平和になるには、結局全ての『個人』が幸せになる必要があり、『全体』を考えると『己』に行き着くのです。

ですので、ヨーガというのは、圧倒的に『自己の追求』なのですね。

そしてアートというのもまた、『自己の追求』なわけです。

アートとヨーガを行うことの効果とそのやり方

約10年くらい前から、『アート思考』という言葉、考え方が広がり始めました。
そしてその流れは、2023年現在も加速しているようで、至る所で聞くようになっています。
13歳からのアート思考、という本もとても有名になりました。

自己表現というアートを自分で行う場合も、鑑賞する場合も。
ヨーガという行を行う際も。
似たような『重要なポイント』があります。

それは、『考える力を大切にすること』です。

アートも瞑想も、『自己を知る』という側面がある以上、当然『私の考え』というものが重要になります。

ですが、現代というのは、考えるという部分を飛ばして答えを知る、という流れが加速しています。

困ったことは、サーチエンジンやSNSなどで検索可能ですし、そこでインスタントな『答え』を求めてしまいます。

だからこそ、『思考する』というのをもう一度しっかりと見直していきましょう。

検索するにしても、思考のためのとっかかりやヒント程度にとどめたり、仮に答えを得ても、それを自身で行動してみて自分なりの『体験による自分なりの答え(=価値観)』に昇華出来るようにしていくとよいでしょう。

また、思考力を大切にするために重要なのが、上でも触れた、『地位・名声・金銭・権力などから手放される』という部分です。

他者からの承認を得ようとすると、「他者から認められる答え」を出そうとしてしまいます。

もしご自身が何らかの表現活動を行うのであれば。

承認欲求が強いと、「他者から褒められる作品」を作ろうとしたり、何も考えず流行りに乗った作風になったり、SNSや広報活動で不必要にご自分を凄そうに見せたり、また、凄い人を演じたりしてしまいます。

そうなると、他者を気にする心のざわめきが煩すぎて、自己との対話どころではありません。

ご自身がアート鑑賞をするのであれば。

「有名な人の作品だから」とか、「一般的にこういう評価だから」とか、一瞬だけみて「何か良いから」とか、そう言った部分を手放していきましょう。

大切なのは、『私はどう感じたか』であり、またその『私はどう感じたか』をより繊細に言語化したり、何故そう感じたのか、どういうポイントが気にかかったのか、そう言った時私はどのような感情になるのか、何故そのような感情になるのか、などご自分を観察していくことです。

他者と意見が異なっていても、全く問題ないのです。

そもそも脳のクセだったり、今まで生きてきて見聞きした経験だったり、環境だったりで考え方は異なりますので、『世界中全ての人が同じ評価を下す作品』なんてものはあり得ません。

一般的な感想より、『私はどう思うのか』という『自己観察』『自己対話』を大切にしましょう。

そして、こう言った思考法や観察を『ヨーガ=瞑想』と呼んでいます。

ですので、ヨーガ(瞑想)というのは、何もスタジオでレッスンの間だけおこなっているものではありません。

24時間365日、観察し意識し制御下においていく、という生き方そのものを指しています。

そう言った本来のヨーガはなかなか難しいですが、その練習としてもアートは向いています。

そして、観察、意識、制御が出来るようになると、自分の感情が乱れなくなります。

自身の感情も制御できますので、「イライラする!」「あ〜、今日は何だかやる気が出ない」「悲しくて何も手につかない」のような心にならなくなります。
(そういう感情が起こりそうになっても制御できます)

そうすれば当然時間をもっと有効に使えますので、「子供がいるから」とか「家族優先だから」とか「仕事が忙しくて」とか、そう言った理由で出来なかったことたちが出来るようになりますし、心に余裕があるので、他者ともうまくいきます。

ですので、私らしく充実した毎日を送るために、是非、自己表現というアート、自分を知るためのアート鑑賞、そう言ったヨーガ的(瞑想的)思考、を手に入れていただけたらと思います。

重要なのは、些細なことからでも始めてみることです。

好きな映画を見たときに、『私はどう思ったか』『何故そう思ったかたか』『何故そういう感情になったか』などをちょっと今までより深く考えてみてください。

それだけでも、思考するクセ、深く考えるクセ、自分を知るクセ、が出来始めてきます。

繰り返しになりますが、そこに『他者』を介入させないようにしてください。

一般的常識などに囚われず、自分の考え、そしてだんだんと物事の『本質』へと進むようにしてみてください。

先ほども出てきたアイアンガー氏の言葉に、こういうものもあります。

『アーサナを機械的に行ってはならない。身体がよどむだけだ。』

アイアンガー氏は、日本のヨーガを視察して、『これではただの美容体操だ』と嘆かれた、というのは有名ですが、それは、日本のヨーガがフィットネス的になっているからです。

痩せるとか、美しい身体とか、アンチエイジングとか、凄いポーズが出来るとか、そういったものはヨーガの本質とは何も関係なく、それどころかそこに囚われると本質を見失い、心も淀んでしまいます。
(あくまで、”副産物”くらいの意味合いです)

アートも同じで、今インスタでこういうのが流行っている、とか、フォロワー数やいいね数がどう、とか、そう言った部分ばかりに目がいくと、本質を見失い、私が淀みます。

私を知る、というのを大切にしていきましょう。

私が私を認めることが出来れば、他者に認めてもらう必要はなくなります。

そうすれば、私の心はより安定し、さらに私らしく楽しい毎日が訪れます。

本当の私を知って、1度きりの人生、私を貫き尽くしましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございます!
崇皓でした♪

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