入院日記その1「悲劇は突然やってくる」(2/3)
結局、10分位吐き続けてたのかな!?
10分も吐き続ける、というのは、
きついのなんの!
嘔吐下痢症の時が、むっちゃ楽に感じる(^ー^;
やっと吐くのが止まったとこで、
萩ちゃんが話しかけてきます。
萩ちゃん「大丈夫か!?
とりあえずここを出よう。
立てるか!?」
僕「・・・・・。」
(吐くのが止まって、
やっとまともに呼吸できた感じだったんで、
息も絶え絶え。返事出来ず。)
係員「抱えましょうか」
萩ちゃん「じゃあ、足の方持ってもらっていいですか!?」
いつもだったら、
「いや、大丈夫です!立てます!」
と無理してでも立つところですが、
なんか、どうしても「気力」がわかず、
親友の萩ちゃんだし、
ここは申し訳ないけど頼っちゃおう。
ということで、
こうして萩ちゃんと係員に抱えられ、
映画館の外に運ばれて行きます。
係員「じゃあここで下ろしましょう」
萩ちゃん「ここですか!?」
萩ちゃん、
ソファーみたいなとこに寝かすのを
想像してたようですが、
普通の廊下です 😯
なんで、萩ちゃん、
僕がきついだろう、
という事で、
頭の方を抱きかかえてくれたままです!
ありがとう&すまない、萩ちゃん!!
係員「(僕へ)大丈夫ですか!?
今、救急車呼んでます!」
ありがとう、でも、
ちょっと休憩さしてくれたらそれでいいんだけど・・・
他の係員「(僕へ)大丈夫ですか!?
分かりますか!?」
さらに他の係員「(僕へ)大丈夫ですか!?
分かりますか!?」
次々他の係員が同じ事尋ねてきます 😕
だからちょっと休ませてくれって!!
きついっつーの 😥
萩ちゃん「いや、ちょっともう半分意識ないみたいやけ、
休ませてやっていいですか!?」
ナイス、萩ちゃん!!
まさに、その通り!!
後日その事を萩ちゃんに聞いてみると、
萩ちゃん「なんかさぁ、来る人来る人が同じ事聞いていくけ、
きつかろうと思ってさ」
との事。
気が利く萩ちゃんで良かった!
そうこうしてたら救急車到着!!
救急隊員の人にも
「大丈夫ですか!?分かりますか!?」
と聞かれるが、
さすがにこれには答えんなまずかろう 😐
ちょっと休憩できたのもあって、
目を開け頷いてみる。
救急隊員「意識はある!
が、顔面蒼白!
酸素マスク用意して!」
救急隊員「(萩ちゃんへ)お連れの方ですか!?」
萩ちゃん「はい」
救急隊員「どうされたんですかね!?」
萩ちゃん「映画見てたら、急に吐きだして・・・」
救急隊員「お酒とか飲んでましたか!?」
萩ちゃん「いや、自分は仕事でさっき合流したんで
よくわからないですが、
多分飲んでないと思います」
そんな会話をかわしつつ、
ストレッチャーで救急車に運ばれて行きます 😯