入院日記その2「焦らずいこうよ」(5/5)
というのは、、、
・映画館で気分がわるくなって汗が止まらなくなった。
→この時にどうも動脈が破れて出血し始めた模様。
・10分ほど吐き続けた。
→後日聞いた話しも交えると、10分位、
ひたすら「血」を吐き続けた模様。
確かに、何をこんなに吐いてるんだ??
とは思ったんですよね(汗)
晩飯前だったし。
・きつくて立ち上がれなかった。
→そりゃそうだ。
ようは、動脈から永遠に出血し続け、
出血出来るだけの血圧がなくなって、
やっと止まった、という事だから、
この時すでに体の中の大半の「血」は、
無くなってたという事。
・酸素マスクのせいで息苦しい。
→んな訳ない。
ただ単に酸素を運ぶ血がなくて、
自分のせいで息苦しかっただけ。
・眠ろうとすると、止められる。
→きっとあれですよ、雪山の遭難と同じ!
眠っちゃったら、もう2度と起きれなかったのかも。
・採血できない、血圧測れない。
→下手かも、とか言ってすみませんでした(^ー^;
そりゃ血圧がかなり下がって、血が無い状態で、
採血なんぞ出来る訳がありません(汗)
・勃ったらどうしよう(下ネタ失礼)
→勃つ訳ない!
んなとこに回す血は、一滴たりともない!!(笑)
・寒いから部屋をもっと暖かくしてくれ。
→部屋は十分暖かかった。
先生達、半袖の人もいたし。
血が通ってなかったから寒かっただけ。
・胃カメラ、明日でもいいやん・・・
→ダメにきまってる。
破けた動脈ふさがないと、また同じ事の繰り返し(汗)
なんかすげー納得 💡
母「改めて聞くとゾッとするやろ!?」
いや、それがしないんだよね。
あぁ、そういう事、と納得しただけで。
途中でも書いたけど、
妙な確信として、
「死なない」
というのが自分の中にあったんだよね・・・
ほんとに上手く説明は出来ないんだけど、
何がどうあっても今回の事では「死」は訪れない、
という、確固たる自信があった。
悟ってる、というか・・・
なんで、先生達が焦ってるのみても、
「大げさだなぁ、ほんとに自分は大丈夫だから慌てずやって!」
と思ってた。
それが証拠に、今回あった出来事、
ほんとーにキレイに覚えてるし、
現在時刻を聞いても、
自分の体感時刻とピタリあってるので、
意識も失ってない。
それどころか、
普段よりさらにクリアに研ぎ澄まされて、
物事が入ってくる感じだった。
いっとき心臓が止まった、というけど、
自分の感覚ではずっと意識あるので、
「心臓止まった時も意識はあった」
という事になるんだけど、そんな事はあるのかな??
短時間ならあるような気もするけど。
先生も最後、不思議そうに、
「ずっと意識レベルはクリアだったんですよねぇ・・・。
新小文字病院にきてたのも分かってたみたいだし・・・。」
と話しあってた。
勝手に自分が解釈するなら、
僕はまだ、
「死んではいけなかった」
という事。
自分の意思ではなく、
周りに、
「生かされた」
という感覚が近いのかな??
なんと言っても、
今回助かったのは、大きな
「運の良さ」
が、いくつか重なってます。
運その1、「倒れた場所が出先だった」
→仮に家で吐血してたとする。
気分悪くなった時点でベッドに入り、ゴミ箱に吐いただろう。
助けを呼んだり救急車を呼んだりする性格ではないんで、
きついから寝よ、と思ってそのまま寝たはず。
という事は、翌朝を迎える事はなかったでしょう。
運その2、「吐血した場所が映画館で、しかも上映中だった」
→上映中なんで、辺り暗いです。
そう、自分が吐いたのが「血」と分かってなかったのです!
友達の萩ちゃんでさえ、服についた跡をみて、
「血」なのか、直前に飲んでいた「午後ティーの色」なのか、
分からなかったそう。
内臓からの血なので、
「鮮血じゃなかった」「褐色だった」というのもあります。
さすがに明るいとこで、
10分ほど「血」を吐き続けたのが分かってたら、
かなりショックを受けてた事でしょう( ;´Д`)
運その3、「一緒にいたのが萩ちゃんだった」
→高校の頃からの親友で、正直こういう時一番頼りになる萩ちゃんが一緒だった。
これが一番の「運」です。
今回も迅速に行動してくれて、
はっきり言って「1秒」たりとも無駄がなかったと言い切れます!
高校からずっとつるんでるんで、
お互いが何考えてるのかよく分かってるので、
萩ちゃんは僕がきつくないように気を使ってくれてるのがよく分かったし、
僕も申し訳ないけど、萩ちゃんなんで、
思いっきり甘えて安心して任せる事ができました!
一緒にいたのが萩ちゃんじゃなかったら、
と思うと、正直ゾッとします!
これを考えると、やっぱり僕は、
「生かされてる」
ようです。
心配してくれた方々やお見舞いに来てくれた方々、
そして萩ちゃんに少しでも恩返ししてお役に立つ事、
これが僕の使命かもしれないですね!
僕を必要としてくれてる人がいる限り、
僕は生き続けないといけないし、
その人達のお役に立てるかもしれない。
これが今の正直な気持ちです。
今回のこの「気持ち」を、
薄れさす事がないよう、
文章はかなり忠実に書いているつもりです。
はしょってる部分はあるにしろ、
先生達の会話もほとんどこの通りと言っていいと思います。
僕の妄想ではなく「記憶がしっかりしてる事」に関しては、
萩ちゃんと、「こういう話ししてたよね」と話して、確認しております。
脳に血が回ってないはずなのに、
なんでクリアだったんだろ・・・
今回の事でご心配おかけした皆様、
また応援して下さった皆様、
ほんとにありがとうございます!
これから、少しでも皆様のお役に立ちたいと思っています。
どうしてもここまでを1つの日記に書きたかったので、
かなりの長文になってしまいました事をお許し下さい。
それでは、これからもよろしくお願いします。
つづく
次回予告
次回からはもう少し軽いノリで入院日記を書いていきたいと思いまーす
水島崇皓@皆さん愛してます
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