寝つきが悪い人、やる気が起きない人のための、呼吸の秘密(3/3)
それでは、『腹式呼吸』のやり方です!
腹式呼吸は、
『息を吐く』
のが得意です。
内臓を押し上げて、
横隔膜がより上に持ち上がり、
肺の空気を押し出していきます。
たくさんの息を、長時間吐くことが出来るんですね。
呼吸中枢は、迷走神経と同じ部位にあります。
迷走神経は副交感神経につながる。
ということは、長く吐くことで、
迷走神経の活動を活発化させ、
副交感神経を優位にしていくことが出来るのです。
腹式呼吸のやり方としては、
まずは、しっかりと息を吐き出してみましょう。
次に息を吸う時に、風船のようにお腹を膨らませます。
そして、吸う時間の倍くらいかけて、
ゆっくりと吐き出していくんです。
お腹をどんどん凹ませて、
横隔膜を押し上げ、
肺の空気を押し出していきましょう♪
ただし、長く息を吐こうとして、
肩などに力が入らないよう、
気をつけて!
大自然の中で、深呼吸しているような感じです♪
リラックスして呼吸するためにも、
仰向けになって行うといいですね♪
お布団の中で、構いません☆
逆に、朝目覚めるのが苦手な方は、
「交感神経」に刺激を与えてみましょう♪
交感神経を司るのは、
『胸式呼吸』!
胸式は、『吸う』のが得意です。
吸う動作は、交感神経を刺激します。
胸式呼吸のポイントは、
お腹には力を入れたまま、
胸を膨らませ、
肋骨を持ち上げるようにして、
胸いっぱい空気を吸い込んでいきます♪
吐く時は、肋骨が降りてきて、
肋骨が引き締まっていく感触を味わってみましょう♪
また、『朝日』も自律神経の調整に良いとされています。
朝起きたら、カーテンを開けて朝日を浴び、
窓を開けて換気をし、
朝の新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込むのです♪
ね?気持ち良さそうでしょ??
今の『ストレス社会』。
ずっと『緊張』している状態です。
深い呼吸で、リラックスし、
しっかりと『酸素』を身体中に送り届けましょう。
肩こりなどの筋肉の硬化も、
ストレスによる血行不良、
酸素不足からも起こります。
現代人は、酸素不足。
普段、『何気なく行っている呼吸』に目を向けて、
『心地よの良い呼吸』を
1日のうちの少しでもいいので感じ、
ストレスを吐き出し、
肩の力を抜き、自律神経を乱さないよう、
楽しく生きていきましょう♪
あ、ちなみに、敬遠されがちな『ため息』。
呼吸から考えると、『良い』んですよ☆
ため息は、たっぷり息を吐けている状態。
ただし、周りの人の気分にも関わりますので、
人がいないところで
『は~っ』と息をついて、
吐くことで新鮮な空気を取り込みやすくし、
リラックスしていきましょう♪
呼吸には、まだまだいろいろなやり方や効果がありますが、
今日はここまで☆
詳しく知りたい方は、周りのヨガインストラクターなどに、
ぜひ聞いてみてくださいね♪
お電話にてお問い合わせは、下記より。